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アニメ 育児

『はたらくクルマのスティンキーとダーティー』の世界がやさしすぎる件

投稿日:2018年2月20日 更新日:

今回はAmazonプライム・ビデオのお話。

昨年プライム会員になったものの引越やらなにやらで動画を観る余裕もなく過ごしていましたが、昨年末あたりに新居への光回線の契約も済んだので時間のある時にちょこちょこ楽しんでおります。

そんな中、我が家の息子たちが見つけてがっつりハマり、超絶ベビーローテーションで観まくっているのがAmazonのオリジナルコンテンツ『はたらくクルマのスティンキーとダーティー』。

ピクサーの『カーズ』よろしく乗り物を擬人化したCGアニメーション作品ということで息子たちが喜ぶのもわかるのですが、どうしたものか親としても色々と考えさせるような良いコンテンツでした。

主役はごみ収集車の『スティンキー』とショベルカー(ブルドーザー?)の『ダーティー』のコンビ。彼らの住む街『ゴーシティ』で起こる様々な問題を、ふたりで知恵と力を合わせて、ときどき仲間たちの力を借りながら解決していきます。1話完結型で1本の動画に2話収録されており、1話の尺は10分ちょっと。

子ども向けのアニメで親近感を抱かせるためか、スティンキーとダーティーは(たぶん)まだ幼い子どもという設定。故にあらゆる問題をビシッとクールに解決するわけではありません。いかにも子どもっぽい発想で、その解決方法も根本的なものというよりはその場しのぎに過ぎないものが多い。しかも、何度も何度もトライ&エラーを繰り返す。大人が観てると楽しい反面「もっといい解決策があるだろ」と思ったり一向に解決しない問題にやきもきするほどです。

で、親として考えさせられたのはここから。タイトルにもしていますが、彼らの住む世界が非常に『やさしい』のです。

彼らが解決していく問題は、他の乗り物たちの困りごとが全体の半分ぐらい。例えば「消防車のサイレンが壊れた」とか「荷台に乗せた氷像が溶けてしまう」など。この困っている乗り物たちは、おそらくスティンキーたちよりも年上の大人なんだろうけど、彼らの何の解決にもならなそうなしょーもない提案に乗り、何度も何度もトライ&エラーに付き合う。彼らが何度失敗したってイライラしたり、ましてや怒ったりしない。で、上でもちょっと書きましたが助けを呼ばれればすぐに駆け付けて力を貸す。問題解決中も解決後も感謝の言葉を惜しまない。

子どもの意見を尊重して自ら考えさせ、イライラせず、怒ったりもせずに最後まで付き合う。子どもが導き出した答えが「大人の力が必要である」ということであれば喜んで力を貸す。ゴーシティの大人の乗り物たちは子どもの見守り方を心得ているというか、僕にとって”そうしたいけどなかなかできない”理想的な子どもとの関わり方を見せてくれたりします。

スティンキーとダーティーが問題解決中に提案し合うアイデアも色々と素敵。
特に良かったのは彼らが問題解決によく使う手段である『工作』。既存のモノに頼らずに自分たちで考えて作るという行動を見せてくれるだけで親としては「ありがてぇありがてぇ」といった感じですが、加えて材料はごみ収集車であるスティンキーの集めた『ごみ』。たぶん作品のメッセージのひとつとして「ごみの中にはまだ使えるのに捨てられてしまうものはたくさんある」「ものを大切に」というものがあるんだと思うのですが、スティンキーの『ごみが大好き』というキャラクター設定を上手に使って伝えてくれます。

メインのターゲットと思われる幼児~小学校低学年の子どもに必要なことを間接的に、押しつけがましくもなく、説教臭くもなく、ワクワクしながら観ているうちに自然に刷り込んでいくというのが作品全体を通して徹底されているという点では他のアニメと一線を画す出来なのではと感じています。

ほかにもエピソードごとにちょっとずつ歌詞が変わる挿入歌の面白さとか語り足りないこともいろいろあるのですが、説教臭くない作品の紹介がだんだんと説教臭くなってきてしまったのでこのへんにしておきましょう。

つまらない理屈は抜きにして、男児のいるご家庭では親子揃って楽しめる作品だと思います。プライム会員であればぜひ視聴してみてください。

アメリカではシーズン2も配信されているようなので日本での配信も期待したいところ。Amazon様、ぜひぜひお願いします。
(と、ここまで書いたところでスクショ撮るのにAmazonを見たらシーズン2が配信されていました。しかも息子たちは既に観始めている模様…。)

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茨城県水戸市生まれ、生まれてから36年間住み続けた水戸市を離れ、現在は栃木県某町に住む1980年生まれのサラリーマンです。
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写真を撮るのとゲームで遊ぶのが好きですが、どちらもたいして上手なわけではなく、残念な趣味になっています。
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