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『映画 ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』を観てきました

投稿日:2015年7月20日 更新日:

息子とふたりで『映画 ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』を観てきました。Eテレで放送しているクレイメーションの映画版です。

息子がテレビ放送でショーンを好きになったようで「映画を観たい」と言い出したので連れて行くことに。地元の水戸では上映している映画館がなかったのでわざわざ宇都宮まで行ってきましたよ。松竹さん、水戸近郊にもMOVIX作ってください。

テレビ版は20分の放送枠で3話構成なので1話あたり5〜6分ぐらい。内容もシンプルなので息子も喜んで観ていますが、映画版は85分のちょっと難しそうな長編ストーリーです。作品の内容ももちろん気になりますが、息子が飽きずに観ていられるかも気になるところです。

※あくまでも子どもと一緒に『ひつじのショーン』を楽しんでいるお父さんの感想です。ショーンもアードマン・アニメーションもあんまり詳しくないよ。

長編映画でもちゃんと『ショーン』でした

テンポ良し、ストーリー展開良し、映画化による背伸びに無理なしの良作だったと思います。楽しく85分を過ごせました。

アニメの映画化って無理に大作感を出したり感動的な要素を入れてみたりで結果違和感が出てしまうことも多いのですが、ショーンはショーンでした。

もちろんテレビシリーズでは1話5〜6分のものを10倍以上の80分強にしているのであらゆる面においてスケールアップしてるし、アニメを映画化するときのお約束(?)であるちょっとだけ感動するような仕掛けもあったりするわけですが、独特のテンポの良さとテレビシリーズおなじみのちょっとブラックでくっだらねぇ(けどひつじたちがやるとなぜか面白い)ギャグがこれでもかと詰め込まれている構成はまさに『ショーン』そのものでした。ギャグについてもその場で一発放っておしまいではなく、オチがその後の展開にうまく使われているものが多く、感心してしまいました。

ひつじたちへの違和感

※ちょっとネタバレです。

基本的にはテレビシリーズでお馴染みのショーンたちが描かれていて話も面白い良作でしたが、腑に落ちない部分がなかったわけではありません。特に冒頭の毎日毎日牧場で家畜として同じことを繰り返して生気を失っていくようなショーンたちの描写には、個人的に結構な衝撃を受けました。

テレビシリーズを観て僕が持っている彼らのイメージは「ちょっと退屈な牧場暮らしのなかでも、常に何らかの事件があったり、自分たちから湧き出るアイディアで毎日ドタバタ楽しく過ごしているひつじたち」なので、長期に渡って生気が失われるほど退屈な日々を過ごすという描写には違和感があったのだと思います。

テレビシリーズと比べてひつじたちがややナイーブな性格になっているのもちょっと違和感がありました。自分たちのせいで牧場主が行方不明になり最終的には探しに行くにせよ、いつもの彼らならもうちょっと長く自由を楽しむと思うんだけどな。その他のあらゆる場面においても、彼らのメンタルはもうちょっと強いと思うんですけどね。

クレイメーションの都市描写は一見の価値あり

映画版のもうひとつの注目ポイントは、クレイメーションによる大都市の描写です。TVシリーズでもちょっとした『町』が描かれることはありますが、今回の映画版では高層ビルが建ち並び多くの車が行き交う桁違いの『都市』が描かれています。建物が桁違いならひとつのシーンに登場する人物の数もTVシリーズとは桁違い。群衆とまではいきませんが、都市として違和感のないレベルの人数がちゃんと登場しており、それぞれのキャラクターがちゃんと動いています。

この作品で用いられている『クレイメーション』という手法は、粘土で作ったキャラクターを少しずつ動かしてコマ撮りしていく非常に手間のかかるものですが、この規模で作られると何をどこまでどうやって何で作っているのかまったく理解ができません。CGは…使ってないんですよねぇ?

何はともあれどうやって作っているか非常に気になるので、DVDにはメイキングをたっぷり入れていただきたいものです。2枚組にして1枚は全部メイキングにするぐらいのことしていただきたい。

息子(4歳半)の反応

始まって30分ぐらいで飽きの第一波がやってきました。この時点でストーリーを追うことは諦めたようですが、その後もその場その場の演出は面白かったらしく、最後まで観ることができました。

この日は土曜日で席もかなり埋まっており、客層は幼児から小学校低学年のお子さんのいる家族連れがほとんどでした。ギャグのシーンではそこら中で笑い声が聞こえる賑やかな上映でしたが、このレベルの話って一般的には何歳ぐらいになれば理解できるんでしょうか?

自分では映画を見ながら「これなら息子も理解できるかな」と思っていただけに、上映後の「(お話は)よくわかんなかったけどおもしろかった」という息子の発言には戸惑いを隠せませんでした。やっぱりテレビシリーズぐらいの短い話の方が、今の息子には合っているようです。

心身ともに成長が早い時期なので数ヶ月後に観たら何を思うのか?ストーリーは追えるのか?DVDが出たらもう一度みせてみたいと思います。

-映画, アニメ, 育児

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茨城県水戸市生まれ、生まれてから36年間住み続けた水戸市を離れ、現在は栃木県某町に住む1980年生まれのサラリーマンです。
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