世間様から1ヶ月遅れの夏休みを取り、沖縄県は石垣島へ家族旅行に行ってきました。
泳ぐか食うかの3泊4日でしたが、旅行の記録を残しておこうと思います。
全日程が一気に書いてあるのでちょっと長めのエントリーです。
1日目
羽田空港発、那覇空港経由で石垣空港に着いたのが午前11時55分。
レンタカーの手続きなんかをしていたらあっという間に13時過ぎ。
というわけで早速昼ごはん、市街地に向かい『来夏世(くなつゆ)』というお店で…
『八重山そば(大)』を注文。
魚貝系のあっさりダシでおいしくいただけました。基本に忠実でいておいしいお店だと思います。八重山そばの食べ歩きをするならここを1件目にして、いろいろなお店に行くと味の違いがよくわかり、楽しめるかもしれません。
その後は、ホテルにチェックイン。
1泊目と2泊目は『ビーチホテル サンシャイン』に宿泊。いわゆるリゾートホテルってやつです。
部屋の窓からの景色はこんな感じのオーシャンビュー。
チェックインしたら外出して石垣島散策をするつもりでしたが、結局この日は夕方までホテル前のビーチとプールで水遊び。息子にとっては初めての海でしたが、とても楽しかったのか大興奮でした。
夕食はホテルのレストランで郷土料理をいただきました。
2日目
ホテルで朝食を済ませ、離島ターミナルから高速船に乗って竹富島へ。
竹富島には10分程で到着。島内の移動手段はレンタサイクル。今回は『レンタサイクル竹富』というところを利用しましたが、飛び込みにも関わらず幸いにも子供をうしろに乗せられる自転車を借りることができました。竹富島にはレンタサイクルの店舗がいくつかあるので、子連れの方は事前に確認しておいた方がいいと思います。
自転車に乗り、まずは『コンドイビーチ』へ。息子とみっちり水遊び。
広い浅瀬の先にまた砂浜が見える幻想的なビーチ、2歳の息子でも胸まで浸かるぐらいで対岸の砂浜に行くことができました。
昼食は竹富島のそば屋『竹の子』。
ここでは『ソーキそば』を注文。基本はあっさり魚貝ダシですが、スペアリブの油が溶けて丁度良いこってり感。スペアリブはトロトロで軟骨も絶妙な食感でした。
もう一品は『じゅーしー』。沖縄風の炊き込みご飯です。これもおいしかった。じゅーしーは旅行中に4か所で食べましたが、店舗ごとに味付けや具材に微妙な違いがありました。これを食べ歩くのもおもしろいかもしれません。
昼食後は島の展望台『なごみの棟』へ。
なごみの棟には息子を抱いて昇りました。無事に昇り降りができたから良かったものの、棟の階段は狭く急で大人ひとりでも慎重に昇り降りするようなものだったので、息子を抱いて昇るという選択は少し間違っていたかもしれません。それでも塔の頂上から眺める赤瓦の町並みは見せて良かったと思える美しさでした。
自然や昔ながらの町並みが素晴らしい竹富島ですが、オリジナルの服やアクセサリーを販売している店舗も数多く、妻の琴線に触れるようなお店もたくさんあったようです。そのなかでも、オーナーの女性が自らデザインを手がけている洋服を販売している『くちゅ』というお店は「出会ってしまった」ようで、楽しそうに買い物をしていました。
石垣島に戻り、2日目の夕食はカフェ『バニラ・デリ』
ハンバーガーの『フレッシュクリームチーズ』を注文。
このお店のハンバーガーのパティは石垣牛100%とのこと。具材はパティ、クリームチーズ、レタスのみのシンプルなものでしたが、素材の味を楽しめる良い組み合わせでした。
3日目
石垣島のなかでも美しい海として有名な川平湾へ。グラスボートに乗るつもりで行ったのですが、台風19号による強風の影響で欠航。幸い雨も降らず、気温も高かったのでまたまた波打ち際で浜遊び。
迫る台風で雲が厚くなってきていましたが、さすがは川平湾。白い砂浜と水面のグラデーションは美しいの一言でした。
息子は水着を着せず、波打ち際でちゃぷちゃぷさせるつもりでズボンだけ脱がしましたが、結局大はしゃぎ。Tシャツとオムツをびしょびしょに濡らしてしまい、全身着替える羽目に。こんなことがあっても寛大な心で許せるのが旅の良いところ。
さて昼食。日本では沖縄県にしかないファーストフードチェーンの『A&W』へ。
ここでは3人分がセットになっている『ファミリーセット』を注文。前日の夜から、2日続けてハンバーガーになってしまいました。
このお店のウリは炭酸飲料の『ルートビア』。店内で食べるときはオリジナルのガラスコップやジョッキに注がれて、なんとおかわり自由。味はドクターペッパーに近いけど、より香りが強い感じでなんだかクセになりそうです。妻は「(塗り薬の)キンカンみたいな香りがする」なんてことを言ってました。
午後。ますます風や波は強く、雲は厚くなり、離島に向かう船もすべて欠航になってしまうような状況に。悪天候の時に何をするかをあまり考えていなかったので、レンタカーを借りたときに無料券をもらっていた『石垣島鍾乳洞』へ行ってみました。
いざ鍾乳洞に入ると、薄暗く見慣れない風景にびっくりしたのか怖がる息子。結局妻が息子をおぶり、600mちょっとの見学路を早足で駆け抜けてしまいました。鍾乳洞に行くという選択は、この旅一番のミスだったような気がします。
石垣島での最後の夕食は、離島ターミナル近くの『山海亭』で郷土料理。
『アダンチャンプル』は石垣島でしか食べる習慣のない(らしい)、アダンというタケノコ科の植物を豚肉やもやしと炒めた料理。アダンの独特な食感がおもしろかった一品。
続いて『地元天ぷら盛り合わせ』
中身は、アーサ(アオサ)やもずく、アダンなど。アダンは炒めた時とはまた違ったホクホクとした食感。アダンの調理方法としては、個人的にはチャンプルよりこちらの方が好み。
もう一品『ピィヤーシ焼きそば』
竹富島発の香辛料『ピィヤーシ』で味付けされた焼きそば。たぶん麺は八重山そばと同じもの。結構スパイシーですが、野菜も多めでペロッといけます。
ちなみにこの日泊まったホテルは『ベッセルホテル石垣島』
リゾートホテルではない、普通のホテルに宿泊。せっかく石垣島に子連れで来たのでリゾートホテルに3連泊したかったのですが、急に計画した旅行で直前に予約したため、3泊目のみこちらのホテルになってしまいました。旅行は早くからしっかり計画すべきですね。
4日目
石垣島最終日。
中心街でお土産を買って、飛行機に乗って石垣空港→那覇空港→羽田空港でおしまい。
石垣空港内のそば屋『やいま村』で八重山そばの食べ納め。
ちょっと変わり種の『アーサと海ぶどうそば』は海ぶどうの塩加減とプチプチ食感が美味でした。
のんびりと楽しく過ごせた3泊4日、何度でも行きたいと思える良い旅先でした。
その他雑感
子連れの石垣島旅行
妻とは2度目の石垣島でしたが、2歳8か月になる息子を連れての長距離旅行は初めて。いろいろと不安はありましたが、大きなトラブルもなく楽しい4日間を過ごすことができました。
息子の乗り物好きが幸いして、往復4回・約8時間のフライトも飽きずに比較的大人しくしていてくれましたし、初めての海でもとても楽しそうに遊んでいました。
さすがに以前妻とふたりで行った時のようにあちこち見て回ることはできませんでしたが、息子に合わせたスケジュールを組むことで、結果的に離島のゆっくりとした時間の流れやリゾート感に合った旅ができたような気がします。
石垣島周辺の天気
出発前の週間予報では全日程が曇り時々雨、石垣島に着いてからは島をかする台風19号がフィリピン沖で発生するなど、条件が悪かった割には天候に恵まれた4日間でした。
曇りといっても空の半分は青空でしたし、日差しも強く感じるぐらい。気温も30度前後と、息子と一緒に海遊びを楽しむには悪くない天候でした。雨も数分間で止んでしまうスコールのようなものが何度か降っただけで、シトシトと何時間も続くような雨に見舞われることはありませんでした。
出発前にネットで「石垣島周辺の天気予報はあまり当てにならない」という情報を何度か目にしましたが、まさにその通りでした。
これから石垣島周辺に旅行にいく方は、出発前の天気予報があまり良くなくても、気を落とさずにアクティブな予定を組んでみてください。きっと楽しい旅になると思います。
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