沖縄旅行に行ってきました(2日目:沖縄美ら海水族館編)

5歳の長男と8ヶ月の次男を連れた3泊4日の沖縄旅行の2日目、この日は『沖縄美ら海水族館』に行きました。『第一牧志公設市場』などを訪れた1日目の様子は前回の記事をご覧ください。

沖縄美ら海水族館

沖縄美ら海水族館

ホテルでの朝食を済ませ、この旅一番の目的でもある『沖縄美ら海水族館』へ。水族館に近いという理由で選んだホテルからは車で5分程度でした。

美ら海水族館はメディアなんかでもジンベエザメの展示されている大水槽ばかりが大きく扱われることが多いので「それだけ」のイメージでしたが、大きな間違いでした。

水族館そのものの大きさや展示数もさることながら、水族館のある海洋博公園の面積も園内で遊覧車が走るほど広大。水族館とは別棟になっているウミガメ館・マナティー館・イルカショーが楽しめる『オキちゃん劇場』・イルカたちと触れ合える『イルカラグーン』などは無料で入場できる太っ腹ぶり。加えて敷地内にはビーチまである一大施設でございました。

水族館外観

海側から見た水族館の外観。デカい。

オキちゃん劇場

イルカショーが楽しめる『オキちゃん劇場』海と離島が拝める絶好のロケーションでショーが見られるのに無料。

花ジンベエ

敷地内には花で作られた大きなジンベエザメも。

個人的に驚いたのは休憩所とされている『美ら海プラザ』。ここも無料で利用できるのですが、展示されている骨格標本やメガマウスザメのホルマリン漬け(?)などは迫力満点。海洋博公園に来たらみんな入場料を払って水族館を見ることを当て込んでのことでしょうが、こんなもん無料で展示するなんてどうかしてんじゃないかと思ってしまうほど充実していました。

オキゴンドウの骨格標本

無料休憩施設『美ら海プラザ』に展示されているオキゴンドウの骨格標本。休憩所なのに展示が博物館並み。

もちろん水族館内の展示内容は言わずもがな。ジンベエザメ3頭が飼育されている大水槽を筆頭に、複数に分かれたエリアはどれもしっかりとしたテーマ付けがされていて、学びの場としてもしっかりしている印象。また、見るだけの展示に少し飽きてきたようなタイミングで生き物や標本に触れられるコーナーが出てきたり、近海で捕れたというダイオウイカの全体標本が展示されていたりと緩急もうまく付けられていて、飽きずに楽しむことができました。

そのなかでも興味深かったのは『サメ博士の部屋(危険ザメの海)』。多くのサメが泳ぐ水槽に隣接された展示スペースには、様々な種類のサメの顎の骨格標本が展示されていて実際に触ることができるようになっていました。「サメの顎といえばコレ!」といった感じのいわゆる肉食系の鋭い歯はもちろん、ヤスリのような歯を持つエイの顎の骨格標本を見て触れることができたのは個人的に嬉しい体験でした。他にもホホジロザメやジンベエザメの胎児(ホホジロザメやジンベエザメは母親の胎内で卵から孵るそうです)など、『サメ博士の部屋』の名に相応しい展示でした。

サメ博士の部屋(危険ザメの海)

『サメ博士の部屋(危険ザメの海)』標本たっぷりでアカデミックな雰囲気。

それでもやはり印象的だったのは3頭のジンベエザメをはじめ、エイなど数多くの生き物が展示されている大水槽こと『黒潮の海』。水槽の中に展示されている生き物がデカいだけあって水槽もバカデカい。過去に横浜八景島シーパラダイスで大きな水槽を悠然と泳ぐジンベエザメをみて「ウォォォォ!」ってなりましたが、美ら海水族館の大水槽はそれの比ではありませんでした。メディアが他の展示をほったらかしにして大水槽ばかりを紹介するのも納得です。

黒潮の海

大水槽こと『黒潮の海』

この日は昼食も水族館内で。大水槽に隣接したカフェ『オーシャンブルー』で優雅に泳ぐ生き物たちを眺めながらタコライスをいただきました。水槽内をゆっくりと回遊するジンベエザメが席に近づくたびに気を取られて食事が進まないのは我が子に限らずどこの子供達も同じようで…どちらのご家庭もゆっくりと過ごしていました。

タコライス

カフェ『オーシャンブルー』のタコライス(600円)

ちなみに水族館を満喫した長男が買ってもらっていた自分へのお土産はコレ。

シーバトロン1

一見ふつうのジンベエザメのおもちゃに見えますが…

シーバトロン2

ロボットに変形します(笑)。その名も『シーバトロンネクスト』。冗談みたいなおもちゃなのに思いのほかクオリティ高めなのがムカつきます(←褒めてます)。

シーバトロンネクストは特に美ら海水族館限定というわけでもなんでもなく、全国の水族館や海に近い観光地の土産物屋で購入することができます。他にもシャチ型やイルカ型などもあり、我が家には以前地元の水族館(アクアワールド大洗水族館)で購入したホホジロザメ(?)型があるのでシーバトロンはこれが2体目。価格は場所によって若干異なりますが、だいたい1,000円前後で購入することができるようです。気になる方はお近くの水族館で探してみてください。

余談ですが、ライオンなどの陸上動物をモチーフにした『アニバトロン』というシリーズもあり、こちらは全国の動物園などで購入できるようです。そしてなんとアニバトロンには沖縄限定のシーサー型が!1日目に足を運んだ市場本通りの土産物屋でもチラチラ目にしましたので、沖縄県内ではそこら中に売っているものと思われます。変形ギミックが大好きなチビッコや冗談がわかる友人・上司などへのお土産にいかがでしょうか。

宮里そば(夕食)

夕方近くまで美ら海水族館で遊んあと一旦ホテルへ戻り、ちょっとだけホテルのプールで長男と水遊び。ほんとは海洋博公園内のビーチで遊びたかったところですが、台風通過後ということもあってか波も高く、遠目に見ても人が泳いでいる姿がなかったので諦めました。

プールと長男

ホテルのプールを楽しむ長男。溺れているわけではない。

その後は夕食。車で名護市内まで足を運び『宮里そば』へ。2日目の夜にしてこの旅初めての沖縄そばです。

宮里そばは看板に照明などを取り付けていないのか、夜7時に足を運ぶと店の周囲は真っ暗、店内の明かりが漏れる窓から他のお客さんがいるのを見て「やってるな」と確認するような感じでした。

僕はソーキそば、妻は三枚肉そば、長男はカレーライスを注文。なぜか長男は旅行前から「沖縄そば食べない宣言」をしていたのでカレーライスがあったのは助かりました。

ソーキそば

宮里そばのソーキそば(500円)

透き通ったスープは鰹と昆布のだしがしっかり効いていながらもやさしい味わい。麺は名護のそばの特徴と言われる平打ち。コシはあまりなくやわらかいこのやさしい食感こそが沖縄そば。家族連れだとなかなか叶いませんが、滞在中なら毎日でも食べ歩きたいぐらい沖縄グルメの中ではいちばん好きです。

宮里そばは観光客はもちろん、地元の若者グループと思われる団体や子連れのお母さんなども来店しており、地域の方にも愛されている様子がうかがい知れました。観光地然としたところを巡るのも楽しいですが、こうやって地元の方の気分をちょっとでも味わうことができたのも嬉しいところです。

そんなこんなで2日目終了。3日目は古宇利島や瀬底島など、車で行ける離島巡りです。

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