オウルテック防水スマホケース(OWL-MAWP03)使用レポート

防水スマホケース使用イメージ

オウルテックの防水スマホケース「大きめサイズの防水ソフトケース『Waterproof iPhone/SmartPhone Case』OWL-MAWP03」を、7月の石垣島旅行用に購入し、実際に現地で使ってきたのでレポートしたいと思います。

9月に入ってすっかり秋めいてきているのに、夏の水遊びにピッタリな製品のレポートでなんだか申し訳ありません。

当記事中では水中での映像撮影など、メーカーの推奨しない使用方法を紹介している部分があります。当記事と同じ使い方をして機器が故障しても筆者としては責任を取りかねます。あくまでも自己責任の範囲内でお試しください。

購入の経緯

きっかけは去年9月の石垣島旅行。防水でもなんでもないデジカメを海やプールに持ち込み、カメラを持った片手を常に挙げた状態でハラハラしながら水に浸かっていて、「防水デジカメとか買っておけばよかったね」と妻と話していました。

で、今年。出発前に防水デジカメを購入しようと思っていましたが、それほどアウトドア派でもない我が家、スマホを防水ケースに入れればそれで十分なのではないかと考えを改め、当製品を購入しました。

出発直前で通販している余裕がなかったので、近所の家電量販店にて1,480円でお買い上げ。

今回は海やプールで写真を撮ることが目的なので通信はできなくても問題なし。メインの携帯として使っているiPhone5が万が一水没なんかしたらシャレにならないので、以前使っていたiPhone4(現在は知育アプリたっぷりの通称『通話できない息子用ケータイ』として活躍中)をカメラとして使用することにしました。

iPhone4を入れてみる

実際にiPhone4をケースに入れてみたいと思います。

ケースは浮き輪などに近いちょっと厚手のビニールでできています。蓋の部分だけはプラスチック製。

防水スマホケースOWL-MAWP03製品写真

蓋についている2箇所のロックを外し、ケースを開きます。ロックはプラスチックのツメを起こすようにして外します。結構固いのでケガをしないように注意。

OWL-MAWP03ロックの外し方

ケースの口の部分はジッパーなどがなく、これでホントに浸水しないのか心配になるぐらいシンプルな構造。

OWL-MAWP03フタを開けたところ

ケースにiPhone4を入れ、蓋を閉めてロックをかけます。ケース内に空気が残るとタッチ操作がしづらくなるので空気を抜きながら蓋を閉めるのがポイントです。

実際にiPhone4を入れたところ。
5.5インチのスマホまで入れられるという当製品はかなり大きく、iPhone4を入れると結構スペースが余ります。

OWL-MAWP03iPhone収納イメージ

iPhone4を入れたケースを横からみたところ。
ケースの側面も透明のビニールでできているので、ボリュームの操作なども割とスムーズにできます。

OWL-MAWP03にiPhone4を入れて横から見たところ

実際に使ってみての感想

iPhone4は無事でした。

まぁ防水ケース使ったんだから当たり前といえば当たり前ですが…。

本製品は防水に関する国際規格『IPX8』を取得しており、メーカーの製品紹介ページでも

1m以上の水深に30分間を超える時間、継続して水没させても内部に影響がなく、さらに粉塵の侵入も防ぐ性能を持っています。

とあります。その表記に偽りはなく、石垣島滞在中の海やプールでは常に付属のストラップでケースを首から下げていて、遊んでいる間はほとんどケースが水中にある状態でしたが、何の問題もなく3泊4日を乗り切りました。

但し、ビニール製で劣化が早そうであることを考えるとそんなに長く使えるものではないと思われます。来年の夏も使うなら使い回しをせず、新しいものを購入した方がいいかもしれません。

写真・映像の品質も個人的には合格点

下の写真はケースに入れた状態のiPhone4で撮ったもの(リサイズのみ、色調補正はしていません)。多少ピントが甘くベッタリとした色味になってしまっていますが、家族旅行の記録写真としては問題のない品質だと思います。レンズの前にビニールが1枚あるわけだし、カメラ(スマホ)が水に濡れることを気にせず使えることを考えれば多少の画質低下は許容範囲です。

OWL-MAWP03にiPhone4を入れて撮影した写真(その1)

OWL-MAWP03にiPhone4を入れて撮影した写真(その2)

動画撮影も問題なし。ケースに入れることで音がかなりこもってしまうのではないかと心配しましたが、想像していた以上にクリアに撮れていました。お見せできる映像がなく残念ですが、こちらも家族旅行の記録映像としては個人的には合格点。

水中で使える(撮影できる)か

さて、ここまで優秀だとぜひ試したくなるのが水中撮影。メーカーの製品紹介ページには

本製品は簡易防水を目的に作られておりますので、水中(水没)でのご使用は絶対におやめください。

とありますが、せっかく海がキレイなところで防水カメラ(スマホですが…)を持っていたら試したくなるのが人間というものです。

早速ケースに入れたiPhoneを水中に沈めた状態で操作…してみましたが、タッチパネルが反応しません。どうやら水中でのタッチ操作は受け付けてくれないようです。これでは画面にシャッターボタンが表示されるiPhoneでは水中で写真を撮ることはできません。(旅行が終わってから気が付きましたが、iPhoneにはボリュームボタンにシャッターを割り当てる機能がありましたね。普段使っていないのですっかり忘れてました。)

考えに考えた末、水上で動画撮影をスタートさせてそのまま水に沈めてみると、バッチリ撮影できました。とはいえ、僕のヘッポコシュノーケリングテクでは下の映像のとおり、遠方で泳ぐ小魚を捉えることしかできませんでしたけどね。ちゃんと潜れる方ならもっと魚に寄った素晴らしい映像を撮れると思います。

水辺に遊びに行くならぜひオススメしたい製品

当製品は安価かつ見た目からもそれほど高性能には見えないので、正直なところ実際に使用するまではそれほど期待していませんでしたが、思った以上に活躍してくれました。

水だけではなく、砂やホコリからもスマホを守ってくれるのでスマホにはやや厳しい環境に出掛けるときには持って行くと安心できるかもしれません。防水ケースは色々な種類があり、性能もそれぞれ違うので自分に合った製品を探してみてください。

ちなみに石垣島では、川平湾や離島ターミナルの売店でも当製品を売っていました。現地でも安価で入手することができますので、水遊びの前には購入を検討してみることをオススメします。

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