MVNOにしてから半年ぐらい経ったので利用料金とかデータ通信量を晒してみます

昨年10月末日に、16年間契約していたSoftbankからいわゆる「格安SIM」と呼ばれるMVNOのIIJmioに乗り換えてから、約半年が経過しました。

乗り換えた理由のひとつに、「自分のスマホの使い方なら利用料金がかなり安くなるに違いない」という思惑があったので、契約してから今までの利用料金とデータ通信量などを振り返ってみたいと思います。

検討時や申し込み時のことを書いた記事はこちらをどうぞ。

利用料金

僕は通話機能付き(従量課金制)で月々3GBまでのデータ通信が可能なプランを契約していて、毎月必ず発生する基本料金等は以下のとおり。

  • データ通信基本料…900円
  • 音声通話機能基本料…700円
  • ユニバーサルサービス料…2円

これに通話料やSMSの送信時に発生する費用が毎月の利用料金となります。2015年10月利用分から現在請求額が確定している2016年3月利用分までの料金(税抜)はこんな感じになりました。

2015年10月利用分…3,000円ちょっと

明細を保存し忘れたので細かい金額は不明。初期費用3,000円+データ通信基本料30円(10月30日からの契約だったので日割で1日分)+ユニバーサルサービス料などでこのぐらいと記憶しています。

2015年11月利用分…1,662円

内訳は基本料金等(1,602円)+Xi通話料(60円)

IIJmioでは、基本料金に当たる部分は当月分が請求されますが、通話料やSMSの送信時に発生する従量制の部分については前月分が請求されます。この月に発生しているXi通話料は10月分(といっても1日分のみ)が請求されています。

2015年12月利用分…2,572円

内訳は基本料金等(1,602円)+Xi通話料(120円)+みおふぉんダイアル通話料(850円)

基本料も通話料もしっかり請求され、この月からが本格運用といった感じです。

IIJmioでは、30秒あたり20円の通話料が発生する通常の通話方式(Xi通話料)のほかに、30秒あたり10円で通話可能な『みおふぉんダイアル』という通話方式が用意されています。通話品質も遜色なく普通に電話をしているのと変わりはないので、積極的に利用することでかなり費用を抑えることができそうです。

2016年1月利用分…2,412円

内訳は基本料金等(1,602円)+Xi通話料(20円)+みおふぉんダイアル通話料(790円)

2016年2月利用分…2,804円

内訳は基本料金等(1,602円)+Xi・SMS通信料(12円)+みおふぉんダイアル通話料(1,190円)

2016年3月利用分…2,625円

内訳は基本料金等(1,602円)+Xi・SMS通信料(3円)+みおふぉんダイアル通話料(1,020円)

以上、とりあえず3月分までは3,000円(税抜)/月以内に収まりました。検討時の目論みでは2,300円程度としていたので各月ともやや高めではありますが、それでも大手キャリアよりは格段に安く、満足できる結果となりました。

データ通信量

2015年11月~2016年3月までのデータ通信量は以下のとおりでした。

  • 2015年11月…約920MB
  • 2015年12月…約1.1GB
  • 2016年1月…約2.4GB
  • 2016年2月…約1.3GB
  • 2016年3月…約1.2GB

平均すると1.3GBぐらいでしょうか。3GB上限の契約でもまったく問題のない、むしろもったいないぐらいの結果となりました。

ちなみに1月分だけ2.4GBと突出しているのは、興味本位でWindows Update(Windows10のビルドを上げた)をテザリングで実行してみたから。それがなければこの月も1GB未満だったと思われます。

気になったのは、乗り換え前にiOSを利用していたときよりもAndroidを利用している現在の方が大幅にデータ通信量が下がったこと。スマホ自体の使い方やインストールしているアプリはほとんど変わらないので、一体どこで差がついているのかは知りたいところではあります。

通信速度も予想通り

心配していた通信速度については、平日のいわゆる昼休みの時間帯(厳密には12時20分~13時ぐらいまで)は200~700Kbps程度まで低下し、テキストベースのサイトを見ていてもやや遅く感じることがありますが、検討時の予想通りなので問題なし。そのほかの時間帯は3~40Mbpsとかなりバラつきはあるものの、快適に利用できる速度を維持しており、こちらも問題ありません。

まとめ

利用料金もデータ通信料も思わずニンマリしてしまうほど予想通り、通話・通信品質も問題がなく、個人的は非常に満足できる結果となりました。

電話をかける機会や通話時間が長い人、昼休みにガンガン動画を見る人など、すべての人におすすめできるものではありませんし、困ったときに駆け込める窓口(ショップ)が極めて少ないなどのデメリットもありますが、自分のスタイルにぴたっとハマればかなりお得になると思います。気になった方は一度検討してみるといいかもしれません。

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