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『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』観てきました

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さてさて『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』です。4歳の息子が既にヒーローものから離れてしまい、映画も誘ったのに断られたのでオッサンひとりで仕事終わりに観てきましたよ。

昨年の『ドライブ&鎧武』は、鎧武本編を観ていなかったのでつっこんだところまで理解できませんでしたが、今回はテレビ本編を全話視聴したドライブと、とりあえずまだ見逃していないゴーストの組み合わせ。昨年より楽しめるに違いありません。隣に…息子が…座ってないんだけどなぁ…。

適当かつ思いのままに感想を書いておきたいと思います。

※以降ネタバレ含みます。

この映画ターゲットはだれなのか?

基本的には前作『サプライズ・フューチャー』に引き続き良作だと思います。大人でも楽しめるシナリオや演出と子どもが飽きないようにタイミングよく入る特撮パートのバランスが良く、前作同様親子で楽しめる作品になっているんじゃないでしょうか。

ストーリーは仮面ライダー映画お得意のタイムスリップもの、もちろん過去での行動で未来が変わるタイムパラドックスの要素も盛り込まれています。この前の夏も「未来から息子が来て~」だったし、その前の春も「歴史改変装置でライダーの歴史が~」だったし、制作陣は時間をテーマにした作品が作りたくてしょうがないんじゃないかと思います。

「未来を変えるためにやってきた息子が実は本物じゃなくて、息子に擬態したロイミュードでした。」というチビッコたちにストーリーを理解させる気ゼロだったと思われる前作よりはだいぶわかりやすくなっていたものの、やはりタイムスリップ・タイムパラドックスものは幼児には難しいんじゃないかと思います。こういう内容が理解できるのってだいたい何歳ぐらいからなんでしょうね?

加えてエンドロールと一緒に流れた映像は今っぽいJ-POPがBGMの進ノ介と霧子の結婚式。ゴーストのメンバーがいつもの衣装で参列してたから何となく仮面ライダー映画としての体裁を保ってたけど、ほとんど普通の映画にしか見えませんでした。1年間ドライブを応援してきたオッサンには感慨深いものがありましたが、チビッコ的にはどうなんでしょう?

後述しますが本願寺役の片岡鶴太郎と仙人役の竹中直人の掛け合いも幼児にはまあ理解できません。これは20代ぐらいのパパママでも怪しいかも。

きわめつけは入場者プレゼントのポストカード。封入されている4枚のうち2枚はゴースト、もう2枚はドライブでした。

入場記念ポストカード・ゴースト

ゴーストの方はかわいいイラストですが変身後のキャラクターが描かれており、まあ納得。

入場記念ポストカード・ドライブ

こっちはドライブ、全員変身前の姿という徹底ぶり。いやいや「結婚しました」は表も裏もオッサンには面白いしほっこりするし、「俺のダチ」もオッサンは涙を誘われますよ。でもチビッコ的には変身後のライダーがドーンと描かれてた方が良かったのでは?どの層狙ったプレゼントなんだっつー話ですよ。素直にガンバライジングあたりにしておいた方が良かったんじゃないでしょうか。

ひとりで観に行ったオッサンが言うことではないのは承知していますが、全体的に大きなお友達を意識しすぎている印象がありました。もうちょっと本来のターゲットである幼児のことを考えてもいいんじゃなかろうか。

登場人物がみんな「活きてる」

ゴーストとトライブの主要キャストがドカッと出演する今作、もっとおざなりにされるキャラがいるかと思いきや出演者も意外と多く、ひとりひとりも本編のキャラクター設定が良く活かされていました。

個人的に嬉しかったのが仮面ライダーマッハこと詩島剛。本編の後半では暗く辛い表情が多かった彼でしたが、今作では登場時に近い明るいキャラクター設定でした。やはり剛にはこのキャラが似合います。

ロイミュードの3幹部はやや残念な扱いでしたが、黒基調の衣装でちょっとだけ登場する人間態はとても印象的でした。特にブレンは「もはや別のキャラじゃねーか!」とツッコミたくなるぐらいカッコよくなってるので必見です。

ちょっと微妙だったのが仮面ライダースペクターことマコト。本編でのマコトはタケルへの接し方が10話(映画公開直後)と11話(映画公開から1週間後)で大きく変わり、映画のキャラクターは11話に近く設定されています。11話を観た後であればそれほど違和感はなさそうですが、10話の放送直後に本作を観た僕は、本編とのキャラの違いに違和感を覚えました。上映期間から考えれば11話のキャラ設定に近づけるのが正解ですが、これは制作側もどちらのキャラ設定にするか悩んだんじゃないでしょうか。

お父さんが凄すぎる

本作は、本編では既に亡くなったとされているタケルの父『天空寺龍』の活躍が見られるのも楽しみのひとつです。

タケルと進ノ介が過去にタイムスリップすることで生前の龍と出会い、共に戦うことになるのですが、生身でしかも手斧みたいな武器ひとつで眼魔を倒すわ気合いひとつでワームホールを生み出すわでとても普通の人間とは思えません。性格的にも信念を貫く強い男として描かれており、かなりカッコいい魅力的なキャラクターです。

本編では死んだ人扱いなので今後どのような関わり方をしてくるのかわかりませんが、こんな魅力的なキャラクターを今回限りにしてしまうのはもったいない。後付け設定でもいいからWのおやっさんみたいに「実は仮面ライダーでした」もアリだと思うし、Vシネの外伝で主人公にしても面白いんじゃないかと思います(外伝の主役が生身の人間だと子どもウケ悪そうですけどね)。深夜に大人向けの特撮番組として『ゴーストハンター天空寺龍』なんてやってくれたらたまりません。

【まとめ】 ぜんぶ竹中直人と片岡鶴太郎が持ってった

冒頭にも書きましたが、本作も子どもはもちろん付き添いの大人もそこそこ楽しめる良作。ストーリーのベースはゴーストですが、ドライブのキャラクターの面々のその後が垣間見え、進ノ介と霧子の結婚式で締まる本作はドライブの最最終回とも言える作品だったと思います。

…が、35歳オッサンの僕には竹中直人と片岡鶴太郎の劇中コントがインパクト強すぎて、ほとんどそっちに持ってかれちゃいました。

それは5分あったかなかったかのシーンでしたが、仙人役の竹中直人と本願寺純役の片岡鶴太郎がふたりっきりで今は亡き名優やタレントのモノマネ、つまりそれぞれの持ちネタを交互に披露しあうというもの。これはオッサンの心にある意味深く刺さりました。

ストーリーに直接関係ないし別に入れなくてもまったく問題のないシーンでしたが、このふたりを共演させられるならやってしまおうという制作陣の気持ち、よ~くわかります。DVDの特典映像のひとつはこのシーンのノーカット版で決まりなんじゃないでしょうかね、東映さん。

(こんなオッサンの感想が映画のターゲットを大きなお友達にするのだと少し反省しています。)

前作も面白いよ。

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pageruといいます。
茨城県水戸市生まれ、生まれてから36年間住み続けた水戸市を離れ、現在は栃木県某町に住む1980年生まれのサラリーマンです。
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写真を撮るのとゲームで遊ぶのが好きですが、どちらもたいして上手なわけではなく、残念な趣味になっています。
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