ついに憧れのLeicaM3…なんて当然買えるわけもなく、M3のミニチュアデジカメ「DCC Leica M3 (4.0)」がネットで安く販売されていたので購入してみました。僕の収入と腕前では申し訳なくてホンモノのライカなんて持てません。
DCC Leica M3 (4.0)は、ドイツのMINOXという会社が名機LeicaM3をモデルに作った手のひらサイズのデジカメ。
撮影した写真の質感もホンモノのM3同様…なワケじゃなく、質感ざらざら、色かぶりしまくりの良く言えば個性的で味がある写り、悪く言えばケータイのカメラよりダメダメな写りのどうしようもないカメラ。
おまけにデジカメなのに液晶も付いてないわ、内部メモリーが32MBしかないのに外部メモリーも使えないわで道具としてもダメダメ。(今回購入したのは1つ前のモデルで、現行機は液晶モニターやSDカードスロットが付いています。)
普通のデジカメだと思って買うとガッカリします。「いちおう撮影できるおまけ機能がついたカメラ型アクセサリー」ぐらいの表現が、コイツにはいちばんお似合いかもしれません。
でももちろん、そういうことはちゃんと調べて承知の上での購入。「トイカメラ」と呼ばれるこういうおもちゃみたいなカメラこそ、自分にとってはいつもの平凡な風景をありえない色彩や表情でおもしろおかしく切り取ってくれる魅力的な箱なのです。
ちょっと負け惜しみみたいだけど、液晶が付いてないから、家に帰ってコンピュータにつなぐまで何が写っているかわからない、フィルムカメラみたいなドキドキ感も味わえるしね。
いい写真が撮れたら、勝手ながら当ブログにて発表させていただきます。
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