と、いうわけで食玩『66アクション仮面ライダー/仮面ライダーマッハ』を買ってみました。対象年齢15歳以上の大きなお友達向け食玩フィギュアです。近所のスーパーで380円でした。
パパ(僕)はマッハが好き
テレビ放送では中盤に裏切ったふりをしたり、父親が敵であることで心に闇を抱えたり、春映画では死んでみたりと近年の2号ライダーの中でもなかなかの扱いをされているマッハ(詩島剛)さん。ストーリーを理解しきれない4歳の息子にはもちろん剛の心情など理解できるわけもなく、わけのわからない行動をしているように見える彼はあまり人気もなかったりします。息子曰く「マッハはいつもふざけてる」とのこと。
そんな息子には不人気なマッハですが、個人的にはお気に入りのライダーです。心の中に複雑なものを抱えるやや大人向けのキャラクター設定も観ていて引き込まれるものがありますが、ライダーとしてのデザインもなかなかカッコ良く、気に入っています。
立体物が欲しくてTKやS.H.フィギュアーツあたりが気になっていましたが、「これ以上仮面ライダーのフィギュアを息子ではなく父親である自分の欲を満たすために購入するのは家庭的にアレかな?」と思っていた矢先にこの商品をスーパーで見つけ、「このサイズと価格なら問題ないだろ」というまったくもって根拠のない理由を付けて購入した次第です。
ちなみに息子にはまだ見せていません。パパがちょっと遊んでから譲ることにしたいと思います。
小さいくせになかなかのクオリティ
では早速開封。箱の中身は本体(体)・頭部・バイザー・手首(左右ふたつずつ)・ゼンリンシューター・マフラー・ディスプレイスタンド・バンダイ食玩おなじみのラムネ菓子という構成でした。複数の手首が別パーツになってるあたり、TKというよりもS.H.フィギュアーツのデフォルメ・安価版という印象です。
とりあえず組み立てて適当にポーズをとらせてみました。ポーズをとらせるのも写真を撮るのもヘタクソで泣けてきます。
全高は商品名のとおり、約66mm。等身は詰めすぎず伸びすぎず、バランスの良いデフォルメです。
塗装も価格なりに省略はされていますが、省略の仕方が非常に上手く塗りも丁寧で不満のない仕上がりです。
個体差化もしれませんが、バイザーの透過部がやや曇り気味なのがちょっと気になりました。シグナル(タイヤ)コウカンができないのはこの価格では仕方なし、そこまで言ったら贅沢というものです。
別パーツになっているマフラーは取り付けると風になびいているようなビジュアルになります。背面は塗装がザックリ省略されていてかなりサッパリしていますが、ディティールの細かさとマフラー効果でなかなかカッコいい後姿です。
別パーツになっているバイザーは劇中同様展開可能。ユニークなギミックなので劇中でももっと披露してほしかったところ。
背中には付属のディスプレイスタンドを取り付けるための穴があいていて、写真のようにキックのポーズのまま飾っておくことも可能です。写真じゃちょっと見づらいかもしれませんが、足の裏のディティールも細かいです。
関節もよく動きます
これまでの写真でも散々ポーズをとらせているので既におわかりでしょうが、小っちゃくて安い割には可動部も多く可動域もそれなりに広いのでいろんなポーズを付けられます。
記事の冒頭でも劇中の名乗りを再現してみましたが、概ねうまくいってるんじゃないかと思います。絶妙なデフォルメの恩恵か、片足立ちでも割とバランスをとって自立させられるのもポイント高いです。
グリグリ動かして遊んでよし、好きなポーズで飾ってよし。小さくてクオリティも高いので、お小遣い暮らしの大きなお友達のコレクションにもピッタリではないでしょうか。
9月には仮面ライダーチェイサーもリリースされるということなので、また手が伸びてしまいそうです。
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