バンダイのオリジナルロボットプラモデル『30 MINUTES MISSIONS』を買ってみました。

スマホの保護フィルムを買うつもりで行ったヨドバシカメラでうっかり浪費してしまいました。
バンダイのロボットプラモ『30 MINUTES MISSIONS(以下『30MM』)』です。だってお手頃価格でカッコいいんだもん、しょうがないね。

ここ数年は子供が買ってきた食玩プラモやミニ四駆を一緒に組んだりしていましたが、自分用に買うのはかなり久しぶりでワクワクでした。

バンダイを代表するプラモデルと言えば泣く子も黙る『ガンプラ』ですが、この『30MM』は原作のないオリジナルシリーズ。公式サイトのキャッチコピーは「量産機ファンよ、立ち上がれ!!!!」。そのコピーのとおり、ベースの機体はどことなく某ジムっぽいデザインのと、どことなく某ザクっぽいデザインの2機種のみ。ここまで聞くと非常につまらなそうなプラモですが、双方ともカラーバリエーションが豊富でカスタムパーツも多く発売されているので、簡単な組み換えで「自分だけのオリジナル量産機※」を作れるのが魅力的なシリーズです。

※「オリジナル量産機」という表現が非常にモヤモヤしますが、気にしてはいけません。

公式サイトに掲載されているストーリーや設定は非常にざっくりとしたもので、遊ぶ側の想像力に委ねられてる感じが強く、シリーズ全体としてかなり自由なイメージ。「原作ではこう!」という心理的な縛りがほとんどないので好きなように妄想遊びができるのはとても嬉しい。

個人的にガンダムシリーズにはほぼ触れずに生きてきてしまったので、カッコいいガンプラがあっても「原作知らないしなぁ…」という気持ちが前に出てきてしまって購入をためらったりするんですが、『30MM』は何も履修せずともためらうことなくカッコいいロボットプラモを買えるので有難いです。

前置きが長くなりましたが、以下”普段プラモ作らないおじさん”が遊んでみた写真と感想です。

今回購入したのはどことなく某ザクっぽいデザインな方の『ポルタノヴァ[ダークグレー](1260円)』とオプションパーツの『マルチブースターユニット(594円)』。

まずは『ポルタノヴァ』の方から。ランナーは4枚(うち1枚はポリキャップ)。製品名の『30 MINUTES MISSIONS』には「30分ぐらいで作れる」という意味が込められているようで、ランナーのパーツ配置にもこだわりがあるようです。プラモ作りが久しぶり過ぎて残念ながらパーツ配置のこだわりを実感することはできませんでしたが、組み立て自体は製品名のとおり短時間でサクッと終わりました。

完成後の立ち姿を前後から。シンプルではありますがそこそこボリュームがあり、単体でも十分カッコいいです。購入したカラーがダークグレーなのであまり実感はありませんが、色分けも外箱のイメージに近く、無塗装でも楽しめそう。あとでスミ入れぐらいはしようかな。

ディティールも非常に細かく作り込まれていて価格以上の満足感を得られます。体の各所には後述のオプションパーツを付けるための3mm径の穴が空いていますが、その穴も機体デザインの一部として上手くまとめられています。

関節の可動域も広く、正座や立ちキックなど様々なポーズをとらせることが可能。息子たちとはRKFなど仮面ライダーのフィギュアでよく遊ぶけど、こんなにきっちりと正座できるやつは初めてかもしれません。シンプルなスタイルがなせる業なのか、バンダイの技術力かは知りませんがとにかく凄い。

付属の武器はライフルとナックル。どちらの武器もいかにも「量産機用」という感じ。

ナックルは保持できず手の中でくるくる回ってしまうのが惜しい。

武器とは別にサポートメカの『ロイロイ』も付属します。大きさはポルタノヴァのスネほどの高さ。2パーツ構成のオマケみたいな奴ですがカワイイ。

続いてオプションパーツの『マルチブースターユニット』。ゴツめのブースター2本一組のパーツで、組み立ててバックパックに装備するとかなりボリュームアップします。

膝から下のパーツと入れ替えて、脚部をブースター状態にすることも可能。空中戦専用機体っぽくなります。こうなると背中にウイングっぽいパーツも欲しくなりますね。

マルチブースターユニットの取説には「説明は一例だ!自由な発想でオリジナル装備を組み立てろ!」の文字。バンダイあざといw

僕みたいな素人が適当なポージングをしてもそこそこ見栄えの良い画になるのがいいですね。マルチブースターユニットを加えるとさらにカッコよくなります。独自の機体を作るにはもう少しパーツとアイデア(重要)が必要かな…。

先程から写真にチラチラ写っていますが、飛行状態のまま飾りたくてアクションベースも購入してしまいました。ブラモデル、ひとつひとつは安価だけどいろいろ買い足すとなかなかいい額になりそう。

マルチブースターユニットはロイロイにも取り付け可能。本体サイズの2倍近い武装がついて物々しいサポートメカに。

というわけで『30 MINUTES MISSIONS』の感想でした。プラモ素人のパチ組写真を大量に掲載してしまい、失礼致しました。それはそれで「無学な素人でも手軽に楽しく遊べるんだな」と思っていただければ。

原作アニメなどのバックボーンがないので継続するのが大変なシリーズだとは思いますが、できるだけ長く続いてほしいところ。もう一方の機体『アルト』も気になるし、もう少しパーツも買い足して楽しもうと思います。

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