第34回 笠間の陶炎祭(ひまつり)に行ってきました

今日から始まった『第34回 笠間の陶炎祭(ひまつり)』に行ってきました。毎年恒例、笠間芸術の森公園の広場に多くの笠間焼の作家さんがテントを出して作品を販売するお祭りです。いつもはそれぞれ販売している店舗が分かれていたり、個展のときじゃないと作品を買えない作家さんたちの作品が一度に見られる贅沢なイベントでもあります。

会場の様子

相変わらずの混雑ぶり。イベント開始1時間前に行ったのに、駐車場に入るのに20分待ちました。

5月3日に知り合いとみんなで行く予定でもありますが、妻曰く「私の好きな作家さんのは初日に売り切れちゃう!」ということだったので、急遽行ってみることにしました。

が、しかし…

僕と息子は食って遊んでるだけでした

会場に着いてからの役割分担はお察しのとおり。妻が焼き物の物色で、僕が息子の世話でした。幼児に陶器を楽しめというのも無理な話なので仕方ありません。

というわけで陶炎祭行ったのにほとんど焼き物見ないで食って遊んでるだけでした。せっかくなので食ったものを紹介します。

ひとつめは小比賀石材さんの石釜ピザ(マルゲリータ)。大谷石の石釜を会場に持ち込んで焼いているようです。

小比賀石材さん

ここのピザ、他のイベントでも見かけていたのですがいつも売り切れで前からずっと食べてみたかったのです。今日も行列ができていましたが、念願叶ってやっと食べることができました。

石釜ピザ(マルゲリータ)

薄いのにフワフワモチモチの生地と濃厚なモツァレラチーズが旨い旨い。個人的には今まで食べたマルゲリータの中でもかなり旨い方です。いつも売り切れてしまうのも納得。

続いては笠間火器で作ったチーズの薫製。

チーズの薫製

チーズの薫製なんて旨くないわけがないです。ちなみにこの一切れで100円。高いか安いかは個人的な感覚の問題でしょうが、こんな感じでチビチビ食べられるものがあるのは悪くないです。ついつい買って食べちゃうよね。

最後は「復刻版 昔ながらのカレー」

復刻版 昔ながらのカレー

ルーは程よい辛さでおいしかったけど、具がもう少し欲しかったなぁ。

食べ物は以上です。気になるものは他にもたくさんありましたが、朝食をしっかり食べちゃったので頑張れませんでした。3日に行ったときにはもっと色々食べたいです(朝食抜いて行きます)。

お父さんらしく、息子もしっかり遊ばせましたよ。笠間芸術の森公園は“公園”という名が付いているだけあって、敷地内の『あそびの杜』というエリアにはちゃんと…というかガッツリ遊具が設置されています。

ローラーすべり台

上の写真は長〜いローラー滑り台。まったく写真にはおさまっていませんが、アホみたいに長い滑り台です。滑るのはいいけどスタート地点に戻るのが大変で、息子もハァハァ言いながら何度も登って滑ってを繰り返していました。

ほかにもローラー滑り台に繋がるアスレチックや大きなトランポリンなどなど、幼児なら1日中遊べそうな遊具が揃っていました。今日はイベントで混雑していたのと妻の物色が終わるまでという時間制限があったので息子もちょっと消化不良気味だったようです。次回はなんでもない日にでも連れて行って、納得いくまで遊ばせてあげようと思います。

そんなこんなで食べたり遊んだりしているうちに妻の物色(買い物)が終了。息子も疲れたようなので13時ぐらいには会場をあとにしました。

買ったものも紹介してみます

ほとんど妻のチョイスですが、今日購入した作品も紹介してみたいと思います。

まずは小堤晶子さん作のカップ。妻の言っていた「私の好きな作家さん」はこの方です。側面をバスが走るこのカップは僕たち夫婦用として購入したそうです。

小堤晶子さんのカップ

同じく小堤晶子さん作のカップ。側面にぐるっと敷かれた線路を電車が走るこのカップは息子用。

小堤晶子さんのカップ

またまた小堤晶子さんの作品、内側にクマと月が描かれたちょっと深めの皿です。息子がカレーとか食べる時にちょうど良さそうなサイズ。

小堤晶子さんの皿

続いて大関信一さん作のドリッパー。これと下の皿だけは僕と妻で相談して決めました。以前使っていたドリッパーが震災で割れてしまって以来ずっと新しいものを探していましたが、ようやくしっくりくるものが見つかりました。

大関信一さん作のドリッパー

同じく大関信一さん作の皿。サンマが丸々おさまりそうな長さがあります。皿の中央には取っ手が付いています。特に目的はなかったけど見た目が気に入ってドリッパーと一緒に購入してしまいました。

大関信一さん作の皿

最後はMeg.さん作の深皿。直径20cm超ぐらいはありそうな、結構大きな皿です。帰りがけに「なんか食べるものでも探してくる」と言って姿を消した妻がなぜか抱えて戻ってきたものです。3人暮らしの我が家でどうやって使うのか困るぐらいの大きさ、僕は活用できる自信がないのでしばらく妻の作る料理と盛りつけには注目したいところです。

Meg.さん作の深皿

やや買い過ぎのような気もしますが、我が家はこの陶炎祭と益子の陶器市の時しかほとんど食器を買わないのでこれぐらい買っても問題なし。個人的にはしっくりとくるドリッパーが4年越しで見つかったことが何よりの収穫です。

ゴールデンウィーク、行くところ決まってなかったら『陶炎祭』どうですか?

陶炎祭は焼き物のお祭りですが、ご紹介したとおり旨いものいっぱい、子どもが遊べるところもある開放的で楽しいイベントです。

陶炎祭は5月5日まで毎日開催しています。ちょっと混雑しますが、まだゴールデンウィークの予定が決まっていなかったら候補に入れてみてはいかがでしょうか。

最初に書いたとおり、僕はまた3日に行ってきますので、面白いものや旨いものがあったらまた記事にしたいと思います。

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