ピロリ菌除菌中

36歳おっさん。体力の衰えや落ちにくくなった脂肪を自覚しつつ、ここ2~3年の会社の健康診断では結果が出るまで落ち着かない日々を過ごしています。

そんななか、とうとう人生初めての再検査の診断が出てしまいました。内容は「ピロリ菌がいるかもよ」というもの。今回初めて取り入れた血液の検査項目で判明したようです。

数年前から時々胃がぎゅーっと痛くなることがあったのでこの結果には納得。以前医療関係のお仕事をさせていただいたときに、ピロリ菌は胃がんの原因のひとつであると聞いていたので見過ごすわけにはいきません。早速再検査です。

再検査(胃カメラ)

ひとまず胃カメラが上手と評判の近所の内科医で再検査。ピロリ菌の治療のためには胃カメラを飲み、ピロリ菌が原因と思われる胃炎の症状が見られることが必要だそうです。

胃カメラは今回が2回目。前回は10年以上前、ストレスで立てないほどの胃痛が続き、念のため胃カメラを飲んだのが最初です。そのときは胃炎などは見られず、医師からは「ピンク色のキレイな胃だねぇ」とややエロい口調で言われたのを覚えています。

疑問なのが、主に乳幼児期に感染すると言われているピロリ菌に感染していることを、10年前のこのときにわからなかったこと。胃炎が認められなかったので治療に踏み切れなかっただけかもしれませんが、だいぶ前のことなのでよく覚えていません。

そんなこんなで人生2度目の胃カメラ。上手な先生とはいえそこはやはり胃カメラ、涙とヨダレを垂らし、ゲーゲーしながらようやく終え、医師からは以下のとおり診断をいただきました。

  • 胃炎が認められる、治療を進めましょう。
  • 普段は開いたり閉じたりする噴門(食道と胃の境目)が開きっぱなし、将来は逆流性食道炎がほぼ確実。

胃炎はともかく、閉じない噴門の件はなかなか辛いサプライズ。逆流性食道炎とか勘弁して欲しいのですが…。

何はともあれピロリ菌由来の胃炎は間違いないということなので、治療を始めることになりました。

治療(除菌)

ピロリ菌の治療は薬の服用による除菌で行います。その日のうちに7日分の飲み薬が処方されました。

まずビックリするのがその量。朝夕7日分、計14回分が処方されるのですが、1回あたりの量が除菌する薬をはじめ胃酸の分泌を抑える薬など計6錠。薬局でもらった袋は7日分とは思えないほどパンパンでした。自分のばあちゃんが1度に多くの薬を飲む様子はよく見ていましたが、まさか自分がこの歳でこんなに大量の薬を飲むことになるとは思いもしませんでした。

副作用

で、いちばんビックリしたのは薬の説明書に書かれた副作用。医師からは…

  • 高確率で下痢になる。
  • 発疹が出ることがある。ちょっとなら許容範囲だが、酷いようならすぐ病院に来ること。

と言われただけでしたが、薬局でもらった説明書には副作用がびっちり…。ぜんぶ書き写してやろうと思いましたが、とても書き写す気にはなれないのでスキャンしたものを貼っておきます。

副作用一覧

クリックで拡大します。

先生の「高確率で下痢になる」という言葉とびっちり書かれた注意書きにすっかりビビった僕は、「飲み始めは自分のタイミングでOK」という先生の言葉に甘えしばらく飲むのを躊躇していましたが、いずれは飲まなければいけない薬…。トイレがお友達になったときはそのときと、覚悟を決めて飲み始めることにしました。

結果はというと、僕の場合特に大きな副作用に悩まされることもなく、7日間の服用を終えることができました。

唯一自覚できた副作用が口の中がずっと苦いというもの。幸い食事には影響しなかったので飴やガムでごまかすことができましたが、寝ても覚めても7日間ずっと苦みを感じるという、地味に嫌な副作用でした。

あと気を付けたのはお酒とコーヒー。これは自分で調べたことですが、アルコールとコーヒーが除菌に影響するらしいとのことだったので、服用中は毎日の楽しみであり習慣でもあった発泡酒とコーヒーを断っておりました。

そんなこんなで7日間の服用が無事終了。結果は半年後、改めて検査を行い判明するそうです。結果が出たらまた報告したいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました