「パシフィック・リム」観てきた!

吹き替え・3D版を観てきました。

【結論】
予告編観てちょっとでも気になったらここから先は読まなくてもいい、こんなクソ記事読んでる暇あったらすぐ映画館に行こう!2000円前後でかなり気持ちよくなれるぞ!

以下、なるべくネタバレしないように書いてるよ。

いやほんと、面白いという言葉で片付けられないほど面白かったです。1年以上ほったらかしだったこのブログに感想書いちゃうぐらい良かった。たぶんこの作品は、今後ロボット映画・怪獣映画を語るうえでひとつの基準になっていくんじゃなかろうか。

この映画、要は「怪獣が出てきたからロボットで倒す」というだけですが、ストーリーも設定も戦闘も、とにかくすべてが熱い!怪獣もロボットも日本のお家芸みたいなところがあるだけに、ハリウッドからこんな作品が出てくるのはビックリですよ。公開日前後にはテレビに結構出てたので観た人も多いと思うけど、監督のギレルモさんは本当にロボット愛・怪獣愛に溢れる人だ。この映画のすべてが監督の愛の塊だと言っても間違いじゃないと思う。日本のクリエイターさんで「こういうの作りたかったんだ!」って思ってる方多いんじゃないかな。

ストーリーには決して視聴者を裏切るような意外な展開はないけど、逆にそこがいい。シナリオも設定も細かく練られていて決して薄っぺらいわけじゃないし、「やっぱりそうじゃないとね!」と思えるお約束の展開がどんどん乗っかってくるシナリオは作品の世界にどんどん引き込んでいってくれる。難しいことを考えずにこの映画の軸であるロボットと怪獣のバトルをお腹いっぱい楽しむにはベストなシナリオと設定だったと思う。

ロボットや怪獣も、勿体ぶらずに序盤からドンドン出てきてバンバン闘う!これって怪獣映画においてすごく重要なことだと思う。こういう映画観に行ってロボや怪獣があんまり出て来なくて消化不良になるのが一番嫌だもの(クローバーフィールドみたいな狙ってやってんのは別ね)。

しかもほとんどが肉弾戦。ロボットと怪獣がお互いに殴りあう!投げ合う!引きちぎり合う!まさに「怪獣プロレス」です。思わず声出して応援したくなります。ミサイルや光線メインで闘うのを観るのとは没入感が違うぜ!

ほかにも見どころを言い出したらキリがないです。ロボットや怪獣のデザインはこれまでの様式美に習いつつ新しくてカッコいい(怪獣はCGだけど、着ぐるみとして成立するスタイルらしいです)!登場人物のセリフがいちいち熱くて震える!芦田愛菜さん演技うめぇ!終わり方もスパッとしてて気持ちイイ!ちなみにスタッフロール観てるとフィギュア欲しくなるぞw

続編…はちょっと難しいだろうけどスピンオフ作品は作って欲しいなぁ。本編で描いてないバトルもたくさんあるんだから是非映像化して欲しい!本編は怪獣戦争の終盤にあたる話だから、それまでの経緯がテレビシリーズになっても熱いなぁ。

なんて夢を見つつ、映画で語られていないエピソードや設定も描かれている(らしい)小説版を読んでさらにワクワクする予定です。

何度も言うけど、映画館に行こう!これは後世に語り継がれる作品だぜ!

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